子育て総力戦研究所

父親から見た23区近郊車なし子育て

ベビーベッド返却

またまた2か月ほど空いてしまいました。 年明けからの主な変化点としては、 ベビーベッドを返却することに伴う生活空間の再編 が挙げられます。 7か月を超えて、こどもが「はいはい」したそうな動きを見せはじめたこと、また、シングルベッドでの添い寝が…

6か月になりました。

長いこと更新が止まってしまっていてすいません。11月以降、基本的な育児の構図が変わらず(正確にはゆるやかに変化している)、書くことがなくなってしまいましたので、4か月~6か月の間にあった出来事やミッションを振り返っていこうと思います。 離乳…

ブログ紹介&記事リスト

このブログは、2023年6月に第一子が産まれた新米父親が育児に関して検討したこと、感じたことをまとめる目的で作成されています。 記事については、育児は両親の体力・精神・経済力のみならず、生活様式や思想、それまでの経験、勤務先の福利厚生、部外…

仕事と育児の両立(?)に関する雑感

復帰以降更新が滞っておりすいません。 まだ共働きになっておらず、仕事と育児の両立というほどのことをしていないので、両立界の入り口に立ってその世界を眺めた際の所見ぐらいしか書けません。 現在は、原則フルタイム全日出社(テレワークなし)なため、8…

授乳間隔の変化と生活への影響について

世間で流行っている「ぴよログ」は使っていないのですが、ミルク投与量の管理として授乳記録だけは紙ベースでずっと付けており、100日分データが溜まったので、授乳間隔が与える影響について感覚ベースで見ていきます。 以下が蓄積データをグラフ化したも…

育休が明け、職場に復帰する

6月下旬から約3か月間(13週)の育休を取得していましたが、月曜から職場復帰しました。育休を取った効果は3か月間の中のみならず、将来的にじわじわ効いてくるものだと思いますが、ここでは、現時点での育休の総括をしていきます。 育休中にやったこと…

中野区で保活をする話(余談)

保活その1・その2の記事で書ききれなかった余談(チラシの裏)をつらつらとまとめています。 区立園・元区立園の立地について せっかく手元にデータがあるので、区立園・元区立園=駅から遠い説を検証してみました。下図の赤丸が区立園、緑丸が元区立園で…

中野区で保活をする話(その2)

こちらの記事の続きで、これまでにどのような保活を行ったのかについて記載しています。(2024年4月入園手続きはまだ完了していないため、途中までとなります) kosodate-total.hatenablog.com 新居への引っ越しの際に考えたこと 出産に先立って、それ…

中野区で保活をする話(その1)

記事の構成 保育園探し(保活)関連の記事については、内容が多いので、その1でそもそもの制度的な建てつけと考え方を、その2で実際の保育園探しに関する話を書きたいと思います。※内容はフルタイム共働き世帯を前提としています。 保活の大前提となる考え…

地下信仰のような治療法で赤ちゃんの呼吸が改善した話

この記事の要旨 一部で「舌癒着症」と呼ばれている症状の改善のため、生後1か月半の赤ちゃんがちょっとした手術を受けた件の顛末をまとめています。 そもそも「舌癒着症」とは 「先天性舌癒着・喉頭蓋・喉頭偏位症」のことだそうですが、「舌小帯短縮症」の…

沐浴とポスト沐浴について

この記事の要旨 割と軽作業の多い赤ちゃんの世話の中でも、重労働の部類に入る沐浴及び沐浴卒業後の入浴についての我が家の方法・所感についてまとめています。 沐浴 最初は水回りのある場所つまり洗面所・お風呂・キッチンのいずれかでやることになると思い…

おでかけ手段再評価(生後2.5か月時点)

こちらの記事では、育児中に乳児を連れて外出する際に必要な機材について、生後すぐの段階でまとめました。 その後、生後2.5か月が経過し、一通りのおでかけ手段を試したので、現時点での再評価をしたいと思います。なお、現時点で子の体重は4kg後半で…

乳児の泣き傾向とあやしについて

この記事の要旨 生後3週間までは食欲に左右されてきたうちの子の機嫌ですが、その後、急激に感性が進化するにつれて色々な「泣き」をするようになってきました。ここでは、現時点で推定されるうちの子の泣きの要因と対応策についてまとめています。 ①空腹泣…

国・東京都による出産・子育て応援ギフト「赤ちゃんファースト」での選択について

この記事の要旨 「かんがるー面談」及び「こんにちは赤ちゃん訪問」をこなすことによって国・東京都から15万円分のギフトが支給されますが、そのギフトについては「赤ちゃんファースト」というサイトで注文する形を取っています。 ※15万円分のギフト制度の詳…

授乳方針(完母/混合/完ミ)について

この記事の要旨 全国の親を悩ませる授乳(完全母乳:完母、完全ミルク:完ミ、母乳ミルク混合:混合)をどうするかの考え方の基礎と実際の経過、方針を決める際の注意点を記載しています。 そもそもの前提条件 【母乳寄りにすべき事情】 ○基本的にはミルクよ…

おでかけ向け抱っこ紐の購入検討について

抱っこ紐の種類が多すぎてよくわからない人向け 抱っこ紐は、伸縮性のある布をタスキのように掛けるものから、高所作業用ハーネスのようにゴツイものまで種類がいろいろあります。 後者になるほど、体幹で赤ちゃんを支えられる構造であることから、運搬が楽…

父親でもできる育児中の自炊について

この記事の要旨 今後、新米パパで育休を取る人はどんどん増えていくと思います。もちろん育児もやるのですが、家事についても当然分担率100%の勢いで取り組む必要があり、その一つに料理(自炊)があると思います。 ここでは、生後1.5カ月までの間に…

行政による出産・子育てに対する支援について

この記事の要旨 子どもが生後1カ月半になるまでに利用した行政からの支援とその制度的な側面についてまとめています。 行政による子育て支援に係る施策について 一口に「行政」といっても、日本国政府・都道府県・市区町村に分かれており、施策については、…

生後1カ月を乗り越えて

この記事の要旨 1か月健診をもって、新生児期と呼ばれる期間が無事終わり、今後は乳児と呼ばれるようになります。生後1か月(実際に世話したのは3週間強)経た今の父親の心境と育児ルーチンの変化について、記録しています。 子に対する思い 自分が産むわ…

1か月健診について

このほど、ようやく1か月健診があり、父母2人で行ってきました。 事前準備 以前の記事で検討したとおり、 kosodate-total.hatenablog.com ベビーシート(マミーキャリーブライト)を調達の上、カーシェアに新規登録して車を借りていきました。 使用感とし…

育児以外の家事の効率化・外部化について

この記事の要旨 当然のことながら、育児中は育児に専念できるわけではなく、もとより看護者たる大人2人が生活し続けるための家事が出産前と同様に必要となってきます。この記事では、我が家で行った家事の工夫・効率化・外部化の考え方についてまとめていま…

哺乳瓶の選び方と必要本数について

この記事の要旨 3種類の哺乳瓶を使用している観点から、初めて子育てをする人向けに、哺乳瓶事情についてまとめています。 前提:母乳ミルク混合育児、1日10~14回と頻回授乳傾向 そもそも哺乳瓶の部品について 基本的に哺乳瓶は以下のパーツで構成さ…

中野区のベビー用品事情について

この記事の要旨 中野区のとくに南部には、西松屋等のベビー用品を取りそろえたチェーン店がほぼありません。そのため、何かが必要になった際はその都度スーパーマーケット、ドラッグストアやホームセンターあるいは区外の店舗で調達することになります。こう…

新生児期育児のランニングコストについて

この記事の要旨 新生児期の育児のランニングコストについて試算しています。新生児期は1か月で終了しますが、その後についても基本的には同じ考え方になると思っています。 経費の積み上げ 消耗品代 粉ミルク …消耗品の中で最も高価です。実績ベースでは、…

出産入院・退院時に(新)父親ができること

この記事の要旨 出産の入院時・入院中・退院時に父親となる立場の人間ができることについてまとめています。 ※前提条件:里帰りなし、計画無痛分娩、車なし 入院時にできること 我が家は計画分娩だったため、入院時については一般的な入院の際と同様、入院に…

新生児期のルーチンワークとミルク調合について

この記事の要旨 新生児期(退院後~1カ月迄)の生活事情についてまとめています。 ※前提条件:里帰りなし、車なし、母乳ミルク混合 退院後の機能分担と父の役割について 退院後すぐの時点では、母は重傷状態でいるため、出産前に行われていた全ての家事及び…

ベビーベッドの設置の必要性について

この記事の要旨 しばしば論争になりがちなベビーベッドの必要性についてまとめています。 ※前提条件:里帰りなし、車なし、母乳ミルク混合 ベビーベッドのメリットとデメリット ベビーベッドについては、我が家では最初は不要だと考えていましたが、親からベ…

車を持たない子育てにおけるベビーシートの保有について

この記事の趣旨 車を持たずに子育てする場合、乳幼児と共に移動するために何を購入すればいいのかについて検討し、ベビーシートを買うべきではとの結論に至っています。 ※前提条件:東京23区近郊で3人暮らし、所有する車はなく、実家は遠方で義実家は車な…

出産直後までにできる準備について

この記事の要旨 育児は両親の体力・精神・経済力のみならず、生活様式や思想、それまでの経験、勤務先の福利厚生、部外協力者等も試される終わりのない「総力戦」となることから、なるべく合理性と効率性、経済性に則りながらこれを遂行する必要があります。…