子育て総力戦研究所

父親から見た23区近郊車なし子育て

沐浴とポスト沐浴について

この記事の要旨

 割と軽作業の多い赤ちゃんの世話の中でも、重労働の部類に入る沐浴及び沐浴卒業後の入浴についての我が家の方法・所感についてまとめています。

沐浴

 最初は水回りのある場所つまり洗面所・お風呂・キッチンのいずれかでやることになると思いますが、我が家は洗面所が独立していないタイプでお風呂の洗い場も狭かったため、キッチンのシンクにベビーバスをはめて沐浴を行いました。最初はおそるおそるでしたが、慣れてきたら少し気合いがいるものの淡々とこなす感じになりました。
 キッチンでの沐浴のメリットは、まな板を置くところにバスタオルを広げることで、ベビーバスの隣で赤ちゃんの脱衣・拭き取りができること、立ちながら世話ができるため滑ったり腰を痛めたりしづらいという点です。後者は独立洗面台でも同様ですが… 
 他方、デメリットとしては、毎日沐浴の前にキッチンまわりを整理し小物をどかす必要があること、沐浴や保湿中に新生児が漏らして床に被害が及ぶのが少し怖いことです(実際2カ月程この方式でやっていて数回は床まで達しました)。

 沐浴の準備物としては、ベビーバス、拭くためののガーゼタオル、ガーゼタオルの下に敷くバスタオル、上がり湯をかけるための手桶、ガーゼハンカチ2枚、ベビーソープ、保湿用のローション、新しいおむつ、おしりふき、新しい服、体温計です。
 我が家での沐浴プロセスは、以下のとおりでした。

 準備として、ベビーバス設置・お湯はり・手桶準備、バスタオルとガーゼタオルを敷く、ガーゼハンカチをベビーバスに入れておく、ベビーローション・ベビーソープはすぐとれる場所に置いておく、おむつ、おしりふきはタオルの横に、新しい服はベビーベッドに敷いておきました。

 体温測定後、赤ちゃんをガーゼタオルの上に移動させ、服を脱がし、濡らしたガーゼハンカチ1枚を赤ちゃんにかけて服代わりとし、おむつを外しておしりふきしてベビーバスへ移動。

 ベビーバス内で洗い、かけ湯。

 上がってきた赤ちゃんの水分を拭き、おむつを仮止めして全身を保湿、おむつを本止めしてベビーベッドに運搬して着衣。

 沐浴は大人1人でもできるそうなのですが、諸々の作業負担が大きいのと、結局1人でやらねばならない機会がほとんどなかったため、最後まで大人2人がかりでやっていました。

 沐浴は1カ月健診でもうやらなくてもいいですと言われましたが、それまでにやってきた方法を変えるのが不安・手間だったことから、結局赤ちゃんの身体がキッチン台に収まらなくなる満2カ月まで同じ方法でやっていました。

ポスト沐浴

 1か月健診で許可が出れば親と一緒の入浴に切り替えられます。基本的に沐浴と準備や作業は変わりませんが、風呂場での作業となるため、座りながらの赤ちゃんの運搬が多い→腰への負荷を気にしたり、焦って滑らないよう注意する必要があります。
 風呂場での作業は原則1人でできますが、この点で沐浴との大きな違いは赤ちゃんを親の膝の上に載せられるかどうかにあると思われ、沐浴であれば赤ちゃんを手で支えながら洗う必要がありますが、同時入浴であればあぐらの上に赤ちゃんを置いて両手で洗うことができ、そのために大人1人で賄えるものと感じています。実際風呂場で2人作業するのはスペース的にも無理ですし。

 なお、シャワーヘッドを元栓側ではなくシャワーヘッド側でオンオフできるものに交換しておくとお湯の節制及び作業の効率化ができました。

 沐浴からの移行に関しては、洗い中の赤ちゃんの粗相をあまり気にしなくてよい(その場で流せばいいため)、より赤ちゃんの全身を洗いやすくなったキッチンを毎回片付けなくて良い等の点からメリットが大きく、もっと早くに切り替えておけばよかったと感じているところです。

 なお、同時入浴とはいいながら、親が自分の身体を洗っている間は赤ちゃんを脱衣所で待機させておくことになりますが、親の入浴は赤ちゃんが待ちきれなくなった時点で打ち切りになるため、どうしても中途半端になりがちです。大人が2人いれば後で交互に単独入浴できますが、ワンオペだとちょっとストレスかもしれないなと思いました。

 (9/9追記)ホームセンターで風呂場に敷く滑り止めマットを調達したため、入浴時に滑る危険についてはかなり緩和されました。洗い場の床が異様に滑りやすい家におすすめです。

入浴時間について

 (9/9追記)赤ちゃんの沐浴・入浴については、生活リズムを整えるため、なるべく1日のうちの同じ時間帯に統一した方が良いとされています。我が家は夕方の17~18時頃に入れています。夏場だったため昼に汗をかいたのを夕方に流して就寝に繋げるという流れが自然だったのと、そもそも日中は他の用事が入りやすいこと・夜勤が激しいときに朝は2人が起きていられない日があったためです。
 沐浴はキッチンでしていたため、沐浴が終わるまでは調理に着手できないという不便さはありましたが、それを含めてもこの時間帯しかなかっただろうなと思っています。

 また、2カ月半になったころに数日、風呂上がりにタオルケットをかけたらそのまま日が変わるまで6時間ぐらい爆睡した日がありました。睡眠周期は長短を繰り返しており安定していませんが、いずれは昼と夜の境目としての入浴を定着させたいと思っています。