この記事の要旨
生後3週間までは食欲に左右されてきたうちの子の機嫌ですが、その後、急激に感性が進化するにつれて色々な「泣き」をするようになってきました。ここでは、現時点で推定されるうちの子の泣きの要因と対応策についてまとめています。
①空腹泣き
→最も根源的かつ深刻な泣きで、基本的には授乳orミルクを飲ませない限り、なにをしても泣き続けます。他方、唾液がたくさん出て飲み込んでいる、舌を活発に動かして口音を立てる、抱きしめたときに服などを吸おうとする等の兆候からなぜ泣いているのかがわかりやすいのと、満足すれば泣きの原因ではなくなる(他の原因により泣き続けることはある)ため、対処は最も容易かもしれません。
②おむつ泣き
→おむつ内の情勢が悪化していることによる不快感を泣きで表現したもの。こちらは状態を直接確認可能で、かつ交換してしまえば泣きの原因ではなくなるため、比較的対処しやすい。
③甘え泣き
→「甘え泣き」というのは1か月健診で医療者が呼んでいたもので、要するに特段の物的理由はないが寂しい・構ってほしいから泣いている、もとはといえば機嫌が悪い/退屈などが原因となっていると予想されます。
→抱いて室内を歩き回ったり、スクワットしたりしてあやしていれば基本的には泣き止みますが、寝かせようとベッドに置いた瞬間に泣き出すことが多数あり(巷では背中センサーと呼ばれているもの)、親の体力・根気をじわじわ奪っていきます。
→1日に1~2回程度、部屋の中でのあやしではどうにも泣き止まないことがあり、そのときは抱っこ紐で外に連れ出しています。なぜかうちの子は外では①・②以外の原因では泣かないというジンクス?があり、特に抱っこ紐でのおでかけが好きなようで、家を出ると泣き止み、じきに寝落ちしています。
→ただし、なぜか家に帰ってきた途端に必ず眠りから覚めて、ベッドに置く際には泣き出すこともあり、おでかけはカンフル剤・時間稼ぎとしては機能するものの、家にいる間の不機嫌まで解消できるかどうかは本人次第というところのようです。
→夜21時以降や、おでかけから帰ってきた後など、おでかけでの解消ができないときは、しばらく放置して見守っています。①・②の泣きでない限り、体力が尽きたり、泣き飽きたりするのか、潮が引くように泣き止むことも多々あります、
→また、生後1.5ヶ月頃から、体内時計がしっかりしてきた&長く寝られる体力が付いたのか、深夜早朝に甘え泣きをすることは稀になった印象で、夜勤がとても助かっています。
④いきみ泣き
→排便のためにいきむ際に力を要するのか、いきむ過程で泣き出すことがあります。おならや足の動かし方などで判別はつきますが、これも割と外側からはどうしようもない泣きです。
⑤体の異常泣き
→予防接種や医療機関での施術等で痛い目に遭うと必ず泣きますが、うちの子は感覚の切り替えが早いのか、割とすぐに泣き止みました。また、今後発熱や怪我があった場合は上記①~③では泣き止まないことが予想されます。
育児の辛さの9割は子どもの泣き声に起因するといっても過言ではなく、親として育児の負荷をいかに減らせるかは、つまるところ、いかに「泣き」にうまく対応するかというところにかかっています。
その点では、なるべく子どもに特効の「あやし法」を見つけるとともに、手を尽くしてもどうにもならないときもあると諦めて平静を保つ心を持つことが、一番の近道ではないでしょうか。