この記事の要旨
新生児期の育児のランニングコストについて試算しています。新生児期は１か月で終了しますが、その後についても基本的には同じ考え方になると思っています。
経費の積み上げ
消耗品代
粉ミルク
…消耗品の中で最も高価です。実績ベースでは、１日６００ｍｌ弱投与（飲み残しによる目減りがあるため、実際の製作量は８００ｍｌ程度）した際、４日で４００ｇの粉ミルクが消費されました（公称では１００ｍｌに対し１３ｇ必要としているため、４日間３２００ｍｌに対し４１６ｇとなり、実績とほぼ一致します。）。粉ミルクの中でも高価な「Ｅ赤ちゃん」を用いていると、８００ｇ／３０００円弱で販売されているため、１週あたり２５００円程度と見込まれます。
おむつ
…粉ミルクの次に高価です。パンパースの新生児用を用いていますが、実績ベースでおよそ１週間で１箱（７６枚）を使用していることから、１日あたり１０～１１枚程度の消費と思われます。これはかなり頻繁であり、月齢が経つにつれてもっと間隔を空けられそうです。また新生児のお通じにも影響されると思われ、「Ｅ赤ちゃん」はかなり快便なミルクとされていることからこうなっていますが、他のミルクではもう少し抑制できるのではないでしょうか。
１箱１２００円程度で販売されているため、１週あたり１２００円程度。
おしりふき
…想像以上に減らないです。５４枚１袋のものを生後２週間で８袋使用しているので、１週間当たり４袋程度使用と推定。１袋１００円程度で販売されているため、１週あたり４００円程度。
水
…粉ミルクを溶かしたお湯を冷水で割るために使用しています。湯冷ましや２Ｌの水を用いてもいいんでしょうが、取り回しの容易さから５００ｍｌ／１００円の「赤ちゃんの水」を２日で１本程度使用していることから、１週間あたり４００円程度と思われます。
備品代
レンタル備品
…我が家では、ベビーベッドを６カ月１３０００円でレンタルしていることから、１週間あたり５００円程度かかっています。
光熱水費
電気代
…新生児は暑さに弱く、夏場については２８度以下をキープしたほうが安全であることから、エアコンを２４時間稼働させています。１か月に１２０００円程度と考えて、１週間あたり３０００円程度でしょうか。ただ、大人も享受できるので、必ずしも育児だけの経費ではないと思われます。
水道代
…新生児の沐浴やミルク調合に用いる水量は誤差の範囲内だと思います。
住宅費
…我が家が育児のために追加で払っている家賃は月２０００円程度のため、１週間５００円程度ですが、もとの支出が大きいため家計上のネックとなると思います。
合計
上記を合計すると１週間あたり９０００円程度かかっているものと思われます。月額３．５万円弱と考えると、意外とかかっているのではないでしょうか。当然、ベビーカーなどの初期費用は考慮していないため、育児に関しては何かと入用になると思います。
