子育て総力戦研究所

父親から見た23区近郊車なし子育て

ベビーベッドの設置の必要性について

この記事の要旨

 しばしば論争になりがちなベビーベッドの必要性についてまとめています。
 ※前提条件:里帰りなし、車なし、母乳ミルク混合

ベビーベッドのメリットとデメリット

 ベビーベッドについては、我が家では最初は不要だと考えていましたが、親からベビーベッドのない子育てなど考えられないとのコメントがあったことから、改めて検討し、レンタルで導入することとしました
 メリデメを比較すると、

 メリット
 ①生活空間のゾーニングができ、直接見張っていない間、安心できる
 ②(高さのあるタイプだと)おむつ替えがしやすい/沐浴時等に動かしやすい
 ③赤ちゃんの居場所にホコリが溜まりにくい
 ④部屋の秩序が保たれやすい
 ⑤寝具等を大人用と分けられる
  →(新生児には硬いベッドが良いとされる、洗剤を使い分けられる)
 ⑥添い寝スタイルで発生するベッドからの転落や圧迫リスクをなくせる
 ⑦(今のところ関係ないものの)兄姉やペットがいた際に、事故のリスクを減らせる

 デメリット
 ①追加で調達するものが増え、費用がかかる
 ②場所を取る
 ③夜泣きが多い場合、結局添い寝運用の方が良く、夜間使用しない可能性

 といった感じでしょうか。我が家では、主として③の観点からベビーベッドを半年間レンタルすることにしました。育休中は人が家にいる時間が長いこと、ベビーベッドと大人用ベッドをリビングに併設していることからホコリの溜まるスピードがいつもより格段に速く、ルンバを回す頻度も上がっていることから、この判断は正解だと思っています。
 このほか、こどもの生活スペースと大人の生活スペースを区分する「ゾーニングのメリットについても、場所を取ることと逆説的に、居住面積50㎡以下の狭い家ほど必要になってくるのではないかと考えており、これは、もし棚等が倒れてきたとしても問題ない場所にベビーベッドを設置することで「聖域」を作れること、また、生活スペースを切り分けられるので、整理整頓がしやすいこと(による余計なストレスの減少)が大きいです。部屋がいくつもあり、棚もなにもない寝室が確保できるのであれば、このメリットはなくなると思いますが、都心部に近い家でそれが実現できるのであれば、ベビーベッドも余裕で調達できていることでしょう。
 なお、ベビーベッドの下に棚板があり、ベビー用品置き場にできるものもありますが、存在を失念していて付け忘れていました。我が家はベビーベッドを動かせるほど広くないので動かさずに運用しており、その場合、床にかご等を置いてベビー用品置き場とできるので、結果的に棚板は不要でした。

 ベビーベッドについては生後6か月目に返却予定ですので、その際に再度評価を見直したいと思います。