子育て総力戦研究所

父親から見た23区近郊車なし子育て

授乳間隔の変化と生活への影響について

 世間で流行っている「ぴよログ」は使っていないのですが、ミルク投与量の管理として授乳記録だけは紙ベースでずっと付けており、100日分データが溜まったので、授乳間隔が与える影響について感覚ベースで見ていきます

 以下が蓄積データをグラフ化したものになります。第1縦軸は1日の授乳回数から機械的に算出した平均授乳間隔及び、夜間において最も授乳間隔が空いたときの時間をプロットしており、第2縦軸で粉ミルクの1日あたりの投与量をプロットしています。

授乳間隔の推移(3か月)

 まず、平均授乳間隔については、大きくぶれることはなく、生後2カ月頃から徐々に長くなっていることがわかります。ただ、間隔が2時間おきだとしても、2時間のうち15~20分は授乳に費やされるので、実際に授乳以外のことができるのは1時間半程度です。
 次に、夜間の最長間隔ですが、生後1か月半頃から一段長くなり、生後2か月半頃からさらに一段長くなっていますしばしば睡眠退行が起きて凹んでいますが、トレンドベースでは着実に伸びていっていると思われます。
 ミルク投与量については、途中から能力としての完母を目指すようになったため、夜間の授乳スキップをなくした頃から急激に投与量が減っています。以前は4~5日でなくなっていた粉ミルク400g入りの袋も3週間程度持つようになりました。

 これらの変化による生活への影響度合いについてですが、寄与が大きいのは、夜間授乳間隔が長くなることによる睡眠の確保です授乳間隔が6時間を超えてくると目に見えて効果があり、例えば23時~5時までといった時間で、親としてもまとまった睡眠を取れるようになり、その分昼間にできることが増えます

 次に日中の授乳間隔の伸びですが、無授乳で行動できる範囲が広くなります。我が家はまだ助産院や病院以外で授乳をしたことがないのですが、それでも3時間程度あれば新宿での買い物等ができるようになりました。こうしたことは実際おでかけ時に授乳せずに済むかどうかというよりは、ある程度の時間を授乳なしで耐えられることへの自信・不確実性の減少による、おでかけの気軽さに繋がってくる効果が大きいと思います。そういう意味では瞬間的な授乳間隔の長さというより、不規則な授乳間隔の短さがなくなるのが一番大事でしょうか。

 前回の記事で育休からの復帰時期を検討しましたが、夜間授乳間隔が6時間あけられるようになる頃になれば復帰しやすいかなと思います。もちろん人によってその時期は異なり育休を申請する時点では予見できないのですが、生後1か月時点では6時間はあけられないのではないかと思います。